栗菓子をつくる信州里の菓工房が、信州伊那栗の畑を訪ねました

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栗畑日誌

栗畑日誌④

飯島町七久保の濵田安雄さんの畑を訪ねました。

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栗畑からは中央アルプスの眺めが抜群。「自分の家の庭みたいなもの。今日は特別眺めがいい」と濵田さん。


春先に行う作業についてお聞きしました。

葉が落ち、幹と枝だけになった栗の木は現在休眠中。寒さに耐え、春が来るのをじっと待っているという感じかな。 桜の便りが届くころになると陽気も良くなり、木が目を覚まして大地から水分をグングン吸い上げます。しかし、この辺りでは朝ぐっと冷え込むことがあるので、吸い上げた水分が凍ってしまうんです。日中の気温が上がり、木に太陽の光が当たると当然凍ったものは解けるのですが、急に解けると細胞がダメージを受けて木が枯れてしまう"凍害"が起こります。この凍害を防ぐために、地上から1.5メートルほどの所まで幹を白く塗って太陽の光を反射させ、木が急激に温まらないように防護するための作業が必要に
なります。一本、一本ハケで塗っていくのでなかなか大変。
でも、秋の収穫に向けて行う大事な作業の一つ。
「たくさんを実をつけろよ」と、気持ちを込めて行います。

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飯島町七久保荒田
濵田 安雄さん

「栗の栽培は比較的楽と言われて始めたが、楽ではない。でも、育てることの楽しみは損得ではなく、百姓のさがだね」。植栽から8年、大きく育ってきた栗の木をうれしそうに眺める濵田さん。

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