栗菓子をつくる信州里の菓工房が、信州伊那栗の畑を訪ねました

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栗畑日誌

栗畑日誌⑤

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飯島町七久保北街道 満澤さんの栗畑を訪ねました。
約10アールの畑には、47本の栗の木が植えられています。花が咲くと骨組みにしようとしている枝には実をつけないように、花を摘み取る作業が行われます。


栗の木に若葉が芽吹きました

栗畑から仰ぐ中央アルプスは積もった雪がずいぶんと融け、南駒ヶ岳には「五人坊主」と呼ばれる雪形がくっきりと現れました。「『農作業の時期がきたよ』と知らせてくれる合図みたいなもの。栗の木も若葉が出てきたし、これから本格的に忙しくなるね」と満澤博雄さん。
長野県の農業改良普及員を務めていた満澤さんが、自宅の梨畑を栗畑に変えたのが15年前。「飯島町を栗の産地にしよう」という取り組みが始まる前から栽培しているため、町内の栗畑の木と比べるとずいぶん幹が太く、しっかりと成長した成木であることがわかります。当初は収穫期間の分散と実止まり安定のために早・中・晩生種を1列ごとに植えていましたが、現在は中生種の丹沢と、晩生種の筑波を交互に植えてあります。
葉が大きくなり、花が咲くのも間もなく。「秋の収穫を楽しみに、木の手入れをしていかないとね」と、満澤さんは清々しい若葉に目を細めていました。

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飯島町七久保北街道
満澤 博雄さん

「栗の仕立ては、大木になる『変則主幹形』という樹形をとっていましたが、8年ほど前、恵那で行われている『超低樹高栽培』という仕立法の指導を受け、今ではその仕立法に切り替えています。この仕立法は木がコンパクトになるため、管理作業が楽になり、果実も大きくなって収量も安定してきています」


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