いなだにのいいじまん

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唐沢トマト工房さんイメージ

唐沢トマト工房さん

太陽の光をたっぷり浴び、真っ赤に色づいたトマトがおいしい季節になりました。
全国でも珍しい「水平栽培」という方法でフルーツトマトを生産する箕輪町の「唐沢トマト工房」では、13年前から温室ハウスによる通年栽培を行っています。ハウスに入ると、その栽培の様子に誰もがびっくり。ふだん見慣れている畑とは全く違い、まるでブドウ棚のように水平にトマトが作られているのです。
唐沢トマト工房代表 唐澤金実さん 「この方法だとトマトが好きな太陽光をたくさん受けられ、糖度の高いフルーツトマトができるんです」と代表の唐澤金実さん。通常、小売店などで市販されているトマトの糖度は4〜6%ほど。それが唐澤さんの作るフルーツトマトは平均糖度が8%。なかには10%を超えるものもあるというのですから、そのおいしさは一度食べれば実感します。
「糖度を上げるために樹上で完熟させていますが、ただ甘いだけのトマトを作ろうとは思っていないんですよ」と唐澤さん。まず爽やかな酸味がきて、次にうま味が広がり、噛んでいるとコクがあることが理想だそう。

唐沢トマト工房さん 「トマト作りをしていてうれしいのは、何といってもトマトを買って食べていただいたお客様からおいしかったのでまた買いに来たと言っていただくこと。作っていて良かった、これからも裏切らないおいしいトマト作りを追求しようとまた励みたくなります」と真っ赤に色づいたトマトを収穫しながら笑顔で話してくれました。

今夏、信州 里の菓工房では唐沢トマト工房さんのフルーツトマトを使い、伊那谷サラダスイーツ「トマトとチーズのゼリー」、「食べるトマトソース」、「トマトとバジルのチーズ鬼饅頭」、南駒のゆきみづ「太陽のトマト」、里の菓茶房で食べられる「ひんやり丸ごとトマトのシャーベット」など、甘みと酸味を生かした商品をご用意しました。太陽の恵みがギュッと詰まった栄養満点のお菓子を味わいにお店へお越しください。

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